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夢物語

ここ数日、自分が描いている夢について考えています。

たとえば、どちらになりたいのかな? どちらが幸せかな? 

すごく儲かっているチェーン店の本部の社長と、対して、そこそこ儲かっていて、熱狂的なファンが多い評判の店の店主

年収は1億円の社長と1000万円のマスター

1億円のほうを選べない人は起業家としてはどうなのでしょう?
おいしくないけど、安くていつも忙しい店と、すごくおいしいけど、こだわりすぎて、金儲けの下手な店

食べに行くなら、当然後者ですが、経営するならどっちでしょう?

私はどちらかは選べないで、間とって、おいしくて、評判のチェーン店で、
年収3000万くらいがいいな(笑)



また、将来は名声を得て講演の日々よりも、自然の中で暮らし、
自給自足に近い暮らしの方に夢見たりします。

朝、海岸で貝やカニを取ってきて、畑で野菜を取ってきて、みたいな暮らし・・

でもテレビもパソコンもエアコンも無いと困るたちなので、普通のリゾート地が住み易いかも知れません。

焼き物作ったり、楽器を弾いたりしてのんびり暮らす。

それを、老人になる前にしたい。

こんな男は起業家に向いていないのでしょうか?

今のプランでは、1年以内にフィリピンでラーメン店を開いて、5年以内に直営店・FC店合わせて30店舗にする。

そのとき私は、47歳くらいになっています。

その後、後継者を選び、50歳になる前に、セミリタイアしたいです。

今のところ無謀な夢かもしれませんが、皆さんの人生設計はどんなんでしょう?

若くして大成功している方は、更なる上を目指しているのでしょうか?

確かに100億資産持ってて、90億くらい寄付するような男前にはあこがれますが。

現実離れした夢は妄想と呼ばれそうで、普段の会話ではそうそう熱く語れませんが、ブログでちょこっと書くくらいならいいですね。

昨日、ブログの大先輩のAkiraさんと念願かなって一緒にラーメン食べました。

昨日、妻がようやく退院しました

2つのうれしいニュースがあったので、ちょっと、いい気分です。

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成功するために

最近、心境が少し変化しつつあります。
フィリピンでビジネスを成功させるために、考えた結果、ラーメンは大衆の食べ物ですから、
フィリピンでも大衆に愛されて定着させる事が成功と呼べるものではないか?
と思い始めました。

私は素材や調理法に徹底的にこだわり、至福の1杯を提供したいと思ってきました。
それは今も変わらず持っています。

しかし、私の現状は、ぜいたくできるような資金力もありません。
「隠れ家のような凝った店で少ないお客さんで限定ラーメンを作る」
そこに喜びを感じたいのなら、自己資金のみでやらないと、投資家に納得してもらえない気がします。

どうしても、チェーン店という言葉が嫌いで、多店舗展開に後ろ向きでしたが、良く考えるとそれは日本の話し。
フィリピンは日本以上にFC大好きだと思うし、ことラーメンでの多店舗展開はそれほど多くありません。

今からやるなら、フィリピン全土に広がるくらいに、テリヤイボーイ・カラテキッド・キタロー、あと、えび天ぷらの店(名前忘れました)をライバルに、決めて
今までには無い斬新でハイレベルな店を次々出店していく覚悟が出来てきました。

フィリピンの外食王を目指すのは決して低レベルなものではなく、物凄い高い山の頂上です。
私の親友、happy cream puff さんが 200店舗の出店の夢を掲げて日夜頑張っておられますが、
今思うと、その目標を初めて聞いたときに、すごいな とは思いましたが、自分とは違う世界に感じていました。

私は200には程遠いですが、30店舗目標に(1店舗も無いくせに)第1次計画を作って行きたいと思います。
時間が掛かるでしょう。でも1歩1歩で行きます。

もちろん、私がやるからには、言い訳無しで、安価でも味はピカイチの高レベルなものに挑戦します。
フィリピンでよく感じるのは、昔の日本に似ている部分がたくさんあるので、それもヒントにして、ラーメンが
メジャーになっていくための工夫を重ねて行きたいです。

ラーメンがフィリピンの国民食と言われる位置まで行くのは私に掛かっているかもしれません。
成功したら、とんでもない世界が待っているかもしれません。

こんな大きな夢を持ったのは実は初めてです。

また心境の変化もあるかもしれません。
このブログを読まれた方はアドバイスやご意見をお寄せ下さい。
真剣に取組めば、必ず成功すると思います。
行動力には自信があります。

妻の退院が決まって、ハイテンションです。
よ~し やるぞ~!!


味覚の違い

私は大阪に生まれて、18歳まで大阪で暮らしていました。
その後、上京したときに、食べたうどんの真っ黒いダシを見て驚きました。

しかし、最初は抵抗がありましたが、そのうち、濃い味にも、慣れてきて、時々関西方面に行ったときに食べるうどんが味が薄く感じるようになりました。

ラーメンには、もっと味の違いがあるように思います。
ご当地ラーメンという風に呼ばれたそれらは、大都市にも進出してきて、ラーメン博物館など、ラーメンテーマパークと言われる施設の中で競争させられて、大変有名になっていきました。

私も5年ほど前に、神奈川県でオープンするテーマパークへ出店してみませんか?
とオファーを受けた事がありました。
私はその頃は都心に出店する事を目標にしていて、雨後の筍の如くと表現されていた
ラーメンテーマパークの乱立に不安を感じていました。
その話しは、結局断ったのですが、正解だったと思っています。

私はラーメンを作る側で仕事をしてきましたが、もちろんラーメンが大好きですので、
その辺のラーメンマニアには負けたくないと対抗して、あちこちに食べに行っていました。
もちろん作り手の気持ちもわかるので、失礼な態度などは取らずに純粋にラーメンを楽しんでいました。

濃い・薄い・あっさり・さっぱりだけでは表現しきれないラーメンワールドはマニア心をくすぐって、遠方まで食べに行く事もよくありました。

話しが大きくずれましたが、「うまいもんはうまい」 と言うように、味覚の違いを、ものともしない誰もが喜ぶ味もあるんだな。と良く思っていました。
私は旅行が大好きです。
行った事のない場所に行くと、ご当地グルメに期待してしまいます。
まだ食べた事のない料理を味わうのは、当たり外れもありますが、大変に楽しいものです。

旅行に来た人が楽しみにしていた、新鮮な料理が並んで、子供も大人も、関西人も東北の人も九州人も、
皆がおいしそうに食べています。
そんな光景を何度も見ました。

私がフィリピンでラーメンを作って、お客様に食べてもらえるなら、どこの国の人にも喜んでもらえるように心をこめるだけです。
その際、お客さんの味の好みも聞いて、リクエストを受けるつもりでいます。
もちろん、味に自信がないわけではありません。
「一蘭」 という店が前からやっていますが、味の濃さ・麺の固さ・太さ 油の量 なども聞いて、オーダーを受けて作っています。  
何もリクエストを受けずに「普通」の状態が一番のおすすめですが、せっかく足を運んでいただいたなら、オーダーメイドの1杯を召し上がってもらい、ときどき、味のオーダーを変えてみたりしてお客様に楽しんでもらいたいと思っています。

ラーメン1杯に、そこまで情熱をかけて取組んで、フィリピンの人たちにも日本のラーメン馬鹿の心意気を伝える事ができればうれしいです。

私は東京で、たくさんのフィリピン人のお客さんに来店してもらって、大変気に入ってもらってたので、私のラーメンはフィリピン人も好きになるだろうと、お墨付きをもらっています。
まだ、開業には遠いですが、あきらめずに挑戦したいと思います。



油の秘密

今日はラーメンには欠かせない油について書いてみます。

普通、食用油としてスーパーなどに売っているものだけでも、たくさんあります。
呼び名もいろいろですが、有名な植物油から、大豆油・コーン油・なたね油・べにばな油・ごま油

動物油というのは、高カロリーのイメージがあるのか、品数も少ないです。
一番有名なのは、牛から作るバターですが、豚からとった、ラードも中華では定番ですね。
牛脂はすき焼き用に欠かせませんが、他の用途はあまり聞きません。

私にとって一番欠かせない油は、ここまでに出て来ていません。
何でしょう?

答えは鶏油です。 その字の通り鶏の油です。 小さいスーパーではなかなか売っていません。
私のいたラーメン業界では「黄色」 と呼ばれていました。
その名の通り、黄色っぽくて、バターを溶かしたような色です。

おいしい肉は骨も油もいい味が出るのですね。
私は以前は名古屋コーチンの若鶏の油を使っていましたが、コクがあって、おいしかったです。

私は遊び好きですので、すぐいろんな実験をして、組み合わせを試したりするのが好きです。
調理にも実験は欠かせません。
今まで数多くの被害者も出しましたが、素晴らしい相性を見つけると大変うれしいものです。

私のイチ押しは、若鶏の油に、3割程度、親鳥(玉子産んだりする ようするに若鶏は子供、こっちは親)
の油をブレンドして、ねぎで香り付けしたものです。

これをスープに合わせると、油の膜で、ラーメンは長い時間冷めないで保温の役目もします。
風味が大変良いので、やみつきになります。
ただし、スープが弱いと、油が勝ってしまい、くどすぎる味になるかもしれません。

また、マー油というのも強烈でおいしいです。
ごま油に豚の背脂を混ぜたのを熱して、にんにく・ねぎを加え、具が黒くなるまでじっくりと熱します。
香味油の中でも、とんこつのにおいが強いラーメンにはとても合うので、おすすめです。

ラー油は餃子には欠かせませんが、私はラー油も自家製にこだわりたいです。
自家製の皮に自家製の具、つけダレには、徳島県から取り寄せている本物のしょうゆに、赤酢、それに特製ラー油です。

こんな手間ひまは日本でかけると大変な人件費になってしまうでしょう。
フィリピンで手つくりにこだわり抜いて、日本では今までに作る事ができなかったような、至福の1杯を提供したいと思います。

油ひとつで、大げさに書いてしまいましたが、昔は業務用食品のインスタントも100円ショップも何も無かったです。
職人は何でも時間をかけて、自家製で作るしかなかったのですね。

そんな貴重な財産を今はネットですぐ調べられるし、本は売ってるし、道具は素晴らしいものが一杯あります。

だから、本物に近づくのは努力すれば出来ると思います。
問題は気持ちです。
このブログを読んでくれた方がいつか、私のラーメンを食べて、笑顔を見せてくれる事が夢なのです。

自分のラーメンを食べるために、はるばる遠くから来てくれた人が、過去たくさんいました。
おいしいといって、ひいきにしてくれました。
そのときに感じました。
サラリーマン時代に、自分のお客さんは、どれほど自分に感謝してくれただろうか?
どれほど、相手に必要な人間になれただろうか?
その時を振り返っても、まったく自信がありません。

精一杯工夫して、おいしいラーメン作りを目指して、
あの頃見たような、最高のお客さんたちと
今度はフィリピンで会えるように夢見ています。



米を作りましょう

今日、テレビ朝日のニュースステーションで特集がありました。
舞台はタイとフィリピンです。
テーマは米の価格高騰です。
世界最大の米輸入国フィリピンと、最大の輸出国タイという紹介がされていました。

マニラの貧民街という設定の場所で政府米の配給に行列して買う人々の映像です。
住民の多くが1日を1ドル以内で暮らしていると、これまた良く聞く話で、その厳しい生活ぶりを描き、貧しさをさらけ出しています。

マーケットでは、政府米の倍近い価格をつけた米が並び、
その高さに誰も買わないと言う感じの映像です。

片やタイではバンコク市内のとある会場にて米の価格を決めるための会合が開かれていました。
ここで、米の価格が決まると言っていました。
出席者は高級車に派手な指輪をつけた成金揃いに見えました。

米は小麦、とうもろこしなどと同じように今や投機の対象で石油価格のように市場価格がぐんぐん上がっています。
しかも米不足ではないそうです。
こんな理由で価格が上昇するなんて、買うほうはアホみたいです。

さて、フィリピンに暮らして感じたことがあります。
私の住んでたブラカンは、まだまだ都会に比べると緑が多く草が繁った土地があちこちにあります。
でも農地ではありません。

そうです。米を作っていないのです。
宅地にしたら儲かると聞いて農業をいとも簡単に捨ててしまっているように見えます
不便な場所まで造成して宅地にして、お得意の「サブデビジョン」にして販売します。

それが悪い事業とは思いませんが、世界最大の米輸入国なんて、驚きました。
「米作ってよ」 と思わず感じました。
貧乏な国が農業軽視して、国土を汚し、ゴミの国に堕ちて行くさまが情けなく思います。

工業国には立ち遅れてなりえないのだから、どんどん農地に戻して自給率を上げてほしいと思いました。
しょうむない世界一は、返上して欲しいものです。

違法コピーの得意な国の協力で、おいしい米もコピーしまくって大量生産してくれたらうれしいです。
私の夢のラーメン店で、フィリピン産のおいしい米が使える日が来るのでしょうか???
現状では期待薄ですね・・・