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2024/04/29 [PR]
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2008/05/27 成功するために
最近、心境が少し変化しつつあります。 フィリピンでビジネスを成功させるために、考えた結果、ラーメンは大衆の食べ物ですから、 フィリピンでも大衆に愛されて定着させる事が成功と呼べるものではないか?
2008/05/25 味覚の違い
私は大阪に生まれて、18歳まで大阪で暮らしていました。 その後、上京したときに、食べたうどんの真っ黒いダシを見て驚きました。 しかし、最初は抵抗がありましたが、そのうち、濃い味にも、慣れてきて
2008/05/05 いいお店って何でしょう
フィリピンで私が大好きな、ハンバーガーショップ Sango の新店舗がオープンしたそうです。 私もマカティ店には、何度もお邪魔して、とてもおいしくいただいていました。 ラーメン屋の開店をフィリ

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成功するために

最近、心境が少し変化しつつあります。
フィリピンでビジネスを成功させるために、考えた結果、ラーメンは大衆の食べ物ですから、
フィリピンでも大衆に愛されて定着させる事が成功と呼べるものではないか?
と思い始めました。

私は素材や調理法に徹底的にこだわり、至福の1杯を提供したいと思ってきました。
それは今も変わらず持っています。

しかし、私の現状は、ぜいたくできるような資金力もありません。
「隠れ家のような凝った店で少ないお客さんで限定ラーメンを作る」
そこに喜びを感じたいのなら、自己資金のみでやらないと、投資家に納得してもらえない気がします。

どうしても、チェーン店という言葉が嫌いで、多店舗展開に後ろ向きでしたが、良く考えるとそれは日本の話し。
フィリピンは日本以上にFC大好きだと思うし、ことラーメンでの多店舗展開はそれほど多くありません。

今からやるなら、フィリピン全土に広がるくらいに、テリヤイボーイ・カラテキッド・キタロー、あと、えび天ぷらの店(名前忘れました)をライバルに、決めて
今までには無い斬新でハイレベルな店を次々出店していく覚悟が出来てきました。

フィリピンの外食王を目指すのは決して低レベルなものではなく、物凄い高い山の頂上です。
私の親友、happy cream puff さんが 200店舗の出店の夢を掲げて日夜頑張っておられますが、
今思うと、その目標を初めて聞いたときに、すごいな とは思いましたが、自分とは違う世界に感じていました。

私は200には程遠いですが、30店舗目標に(1店舗も無いくせに)第1次計画を作って行きたいと思います。
時間が掛かるでしょう。でも1歩1歩で行きます。

もちろん、私がやるからには、言い訳無しで、安価でも味はピカイチの高レベルなものに挑戦します。
フィリピンでよく感じるのは、昔の日本に似ている部分がたくさんあるので、それもヒントにして、ラーメンが
メジャーになっていくための工夫を重ねて行きたいです。

ラーメンがフィリピンの国民食と言われる位置まで行くのは私に掛かっているかもしれません。
成功したら、とんでもない世界が待っているかもしれません。

こんな大きな夢を持ったのは実は初めてです。

また心境の変化もあるかもしれません。
このブログを読まれた方はアドバイスやご意見をお寄せ下さい。
真剣に取組めば、必ず成功すると思います。
行動力には自信があります。

妻の退院が決まって、ハイテンションです。
よ~し やるぞ~!!

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味覚の違い

私は大阪に生まれて、18歳まで大阪で暮らしていました。
その後、上京したときに、食べたうどんの真っ黒いダシを見て驚きました。

しかし、最初は抵抗がありましたが、そのうち、濃い味にも、慣れてきて、時々関西方面に行ったときに食べるうどんが味が薄く感じるようになりました。

ラーメンには、もっと味の違いがあるように思います。
ご当地ラーメンという風に呼ばれたそれらは、大都市にも進出してきて、ラーメン博物館など、ラーメンテーマパークと言われる施設の中で競争させられて、大変有名になっていきました。

私も5年ほど前に、神奈川県でオープンするテーマパークへ出店してみませんか?
とオファーを受けた事がありました。
私はその頃は都心に出店する事を目標にしていて、雨後の筍の如くと表現されていた
ラーメンテーマパークの乱立に不安を感じていました。
その話しは、結局断ったのですが、正解だったと思っています。

私はラーメンを作る側で仕事をしてきましたが、もちろんラーメンが大好きですので、
その辺のラーメンマニアには負けたくないと対抗して、あちこちに食べに行っていました。
もちろん作り手の気持ちもわかるので、失礼な態度などは取らずに純粋にラーメンを楽しんでいました。

濃い・薄い・あっさり・さっぱりだけでは表現しきれないラーメンワールドはマニア心をくすぐって、遠方まで食べに行く事もよくありました。

話しが大きくずれましたが、「うまいもんはうまい」 と言うように、味覚の違いを、ものともしない誰もが喜ぶ味もあるんだな。と良く思っていました。
私は旅行が大好きです。
行った事のない場所に行くと、ご当地グルメに期待してしまいます。
まだ食べた事のない料理を味わうのは、当たり外れもありますが、大変に楽しいものです。

旅行に来た人が楽しみにしていた、新鮮な料理が並んで、子供も大人も、関西人も東北の人も九州人も、
皆がおいしそうに食べています。
そんな光景を何度も見ました。

私がフィリピンでラーメンを作って、お客様に食べてもらえるなら、どこの国の人にも喜んでもらえるように心をこめるだけです。
その際、お客さんの味の好みも聞いて、リクエストを受けるつもりでいます。
もちろん、味に自信がないわけではありません。
「一蘭」 という店が前からやっていますが、味の濃さ・麺の固さ・太さ 油の量 なども聞いて、オーダーを受けて作っています。  
何もリクエストを受けずに「普通」の状態が一番のおすすめですが、せっかく足を運んでいただいたなら、オーダーメイドの1杯を召し上がってもらい、ときどき、味のオーダーを変えてみたりしてお客様に楽しんでもらいたいと思っています。

ラーメン1杯に、そこまで情熱をかけて取組んで、フィリピンの人たちにも日本のラーメン馬鹿の心意気を伝える事ができればうれしいです。

私は東京で、たくさんのフィリピン人のお客さんに来店してもらって、大変気に入ってもらってたので、私のラーメンはフィリピン人も好きになるだろうと、お墨付きをもらっています。
まだ、開業には遠いですが、あきらめずに挑戦したいと思います。



いいお店って何でしょう

フィリピンで私が大好きな、ハンバーガーショップ Sango の新店舗がオープンしたそうです。
私もマカティ店には、何度もお邪魔して、とてもおいしくいただいていました。

ラーメン屋の開店をフィリピンで考えている私には本当にお手本と言うか、うれしい存在のお店なのです。
その理由は、もちろん味が良い事・センスがある事・スタッフちゃんと教育されていて、接客が良い事
それに、店内・トイレまできれいな事です。

フィリピンスタイルという言葉を良く聞きます。
こちらが、不満に思っている時、改善を求めたときなどに聞くことがあります。
それらは、本音ではなく、謝る文化の無い国の言い訳に思えます。
同時に「日本人は細かい」と言われます。
もちろん、ほめ言葉ではありませんね。

当然ですが、もちろんフィリピン人もきれいなトイレが好きだと思います。
汚いのは誰だって嫌いますから。
おいしい料理も好きです。 
味の好みは、そんなに大きく違わないと思います。
私がおいしいと思うフィリピン料理は、私の妻のファミリーも皆が、とてもおいしいと言います。

思想や教育など文化の違いなどにより、私は妻の事を宇宙人か? 
と思う事も正直、しょっちゅうありますが、妻は大変きれい好きで、
おいしいと思う食べ物も似ているので、フィリピンで商売をするのには良いモデルになっています。

先日、Cubaoにある、屋台村みたいな大きいフードコートに食事に行きました。
そこにある、トイレは有料で入り口で5ペソ払います。

中は汚く、水も出ないし、掃除も誰もしていません。
これが有料かと、さすがに驚きましたが、文句を言う人はいないようです。

私は、おいしいラーメン屋さんになろうと考えはじめてから10年ちょっとになりましたが、
尊敬する,ある有名な飲食店の社長に、その頃に言われたのが、
「トイレの汚い店で、良い店など無い」という言葉でした。

今、日本はサービスが洗練されて、トイレを掃除するのにトイレ内にチェックシートを作って、毎日何度も
清掃するのも当たり前になってきました。
私は、こういう部分にこれから伸びる店と衰退する店の違いを感じることがあります。

トイレで紙を使わないで水で処理する事に慣れているフィリピンでは、ウォシュレットは、馴染みやすく、
私も設置したいと思っています。
広くて、清潔なトイレにこだわってみたいと思っています。

お客さんの居心地のよさは料理の味にも深い関係があります。
私が目指すのは高級店ではありません。
でも、豪華な店に出来なくても、良い店になれるよう心配りを大切にできたらと、思っています。